WORKS

翻訳家

鴻巣 友季子

J・М・クッツェーやマーガレット・アトウッド、アンドリュー・ミラー、アリス・マクダーモットなど英語圏の現代作家の作品を翻訳、紹介すると同時に、ゼロ年代からは古典文学の新訳にも力を注いでいる。

また、翻訳のあり方や方法論に関する評論を続けている。
文学とワインを論じ合わせ、両者に通底する本質を考察する異色のワイン文学論「カーヴの隅の本棚」を「文學界」に足かけ9年、103回に亘って連載。

国内外の文芸評論も行う。朝日新聞書評委員(2007年~2011年)、毎日新聞書評委員(2011年~現在)。
週刊朝日および週刊ポスト書評委員、週刊新潮定期寄稿者。NHKラジオ第1「すっぴん!」内「新刊コンシェルジュ」担当。

主な訳書
クッツェー「恥辱」(ハヤカワepi文庫)、「エリザベス・コステロ」「遅い男」(以上、早川書房)、アトウッド「昏き目の暗殺者」(早川書房)、「ペネロピアド」(角川書店)、ミラー「器用な痛み」(白水社)、ブロンテ「嵐が丘」、ミッチェル「風と共に去りぬ」(2015年3月刊)(以上、新潮文庫)、ウルフ「灯台へ」(河出書房新社 世界文学全集Ⅱ-1)

主な著書
「カーヴの隅の本棚」(文藝春秋)、「熟成する物語たち」(新潮社)、「明治大正 翻訳ワンダーランド」(新潮新書)、「本の森、翻訳の泉」(作品社)、「翻訳問答」(片岡義男との対談集 左右社)、「全身翻訳家」(ちくま文庫)、「翻訳教室 はじめの一歩」(ちくまプリマー新書)、「孕むことば」(中公文庫)、「翻訳のココロ」(ポプラ文庫)

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