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東京大学教授

ロバート・キャンベル

日本文学研究者・東京大学大学院教授。1957年ニューヨーク市生まれ、1985年に来日、2007年から現職。近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期~明治前半)の漢文学と、漢文学と関連の深い文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組出演など、さまざまなメディアで活躍中。主な編著に『ロバート キャンベルの小説家神髄 ―現代作家6人との対話―』(NHK出版)、『読むことの力 ― 東大駒場連続講義』(講談社)、『海外見聞集』(岩波書店)、『漢文小説集』(岩波書店)、『江戸の声 ―黒木文庫でみる音楽と演劇の世界―』(駒場美術博物館)、『Jブンガク ―英語で出会い、日本語を味わう名作50―』(東京大学出版会)、「電子版黒木文庫」などがある。
ロバート キャンベルの小説家神髄―現代作家6人との対話(NHK出版) [単行本]

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NHKテレビ『Jブンガク』でおなじみのロバート・キャンベル氏と道尾秀介、江國香織、朝吹真理子、和田竜、朝井リョウ、桐野夏生の現代作家6人との対談集。彼らの知られざる素顔、作品に込めた意図や深層が明らかに。さらに、対談で語り切れなかったこと、作家へのメッセージなどを新たに書き下ろす。 Amazon.co.jp


Jブンガク マンガで読む 英語で味わう 日本の名作12編(ディスカヴァー・トゥエンティワン ) [単行本]

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NHK教育テレビの人気番組「Jブンガク」が一冊の本になりました。日本の近現代を代表する名作文学12編。「昔読んだことあるなあ」という人にも、「聞いたことあるけどよく知らない...」という人にも、マンガで、バイリンガルで、それぞれの作品の魅力を伝えます。各作家のプロフィールや、文学史における位置づけを紹介するとともに、作品のあらすじや展開を、マンガと和英対訳で掲載。楽しんで読みながら、英語の勉強にもなります。番組MCは、テレビでおなじみのキャンベル先生と、読書家で知られるモデルの杏ちゃん。 各作品の読みどころや名場面について二人が語り合う、テレビ放送でオンエアされたトークタイムもたっぷり収録。ふたりの視点をぜひお楽しみください。「ブンガクってこんなに面白かったんだ!」......そんな言葉がつい出てきてしまう一冊です! 「Jブンガク」制作プロジェクト編集、むとうけんじイラスト、ロバート キャンベル監修。 Amazon.co.jp


Jブンガク―英語で出会い、日本語を味わう名作50(東京大学出版会) [単行本]

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NHK教育テレビ「Jブンガク」が単行本になって登場! 清少納言から川上弘美まで、読んでおきたい日本の名作50編を厳選。時代背景やあらすじをおさえつつ、作品のワンシーンを原文と英文で読みくらべることで、英語的発想を学び、日本文学の味わい深さを再発見できます。 Amazon.co.jp


海外見聞集 (新日本古典文学大系 明治編) (岩波書店)[単行本]

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「近代」を凝視し、世界像を形成した明治の海外渡航記。久米邦武編『特命全権大使 米欧回覧実記』ほか、栗本鋤雲、成島柳北、中井桜洲、森鴎外、森田思軒の紀行を収録。松田清、杉下元明、堀川貴司、ロバート・キャンベル、齋藤希史、日原傳、堀口育男、鈴木健一、「航西日記を読む会」校註。  Amazon.co.jp


江戸の声―黒木文庫でみる音楽と演劇の世界(駒場美術博物館)[単行本]

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江戸における演劇および音楽研究の成果をまとめた一冊。「浄瑠璃とメディア体制」「江戸の狂言作者」等の7論考のほか、エッセイ等を収録する。黒木文庫の幅広い公開を目的に、2006年3月から5月にかけて開催された東京大学駒場博物館における特別展の関連本。黒木文庫特別展実行委員会著、ロバート・キャンベル編。 Amazon.co.jp


漢文小説集 (新日本古典文学大系 明治編 3)(岩波書店) [単行本]

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明治前期,知識青年たちは近世からの伝統のなかで,中国の白話体・文言小説や日本人による創作漢文体小説を愛好した.市井の人物の伝記読物として歓迎された菊地三渓『本朝虞初新誌』と依田学海『譚海』,志怪小説の流れを汲む石川鴻斎『夜窓鬼談』,才子佳人の運命を白話で描いた三木愛花『情天比翼縁』の4編を収録.池澤一郎、宮崎修多、徳田武、ロバート・キャンベル校註。 Amazon.co.jp


読むことの力 (講談社選書メチエ) [単行本]

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本という意地悪な「他者」とどう向き合うか。「読む」ことは何を生み出すのか。他者の心を「読み解く」ことは可能なのか。各分野の著名研究者、詩人、装幀家らが東大駒場の学生に語った、13の本格的読書論。 Amazon.co.jp

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